MR（医薬情報担当者）とは？

医薬情報担当者（いやくじょうほうたんとうしゃ、Medical Representative、MR）。医薬品の適正使用のため医療従事者を訪問すること等により、医薬品の品質、有効性、安全性などに関する情報の提供、収集、伝達を主な業務として行う。

旧来プロパーと呼称されていた製薬企業の営業部隊は1993年の製薬協の決定によって、
「MR」と呼称されるように

1997年には医療知識の向上と良質なMRの育成に資するため、「MR認定試験制度」が導入。

MR認定試験は、業界の自主認定試験であり、国家検定や公的試験とは一線を画する。

その意味で医師免許や薬剤師免許とは異なり、MR認定がないと営業ができないわけではない。

しかし、近年ではMR認定証のない営業の訪問を禁止する医療機関も出始めており、

製薬企業の営業として活動する以上、取得は必須の試験となっている。

試験の合格率は80%。なお、MR資格の有効期間は5年間。

結婚後も仕事を続けやすい環境つくりをする会社が増え、

女性MRの定着が進んでいる。

現在新卒の4割が女性。